新幻魔大戦 (秋田文庫 5-42)
平井 和正,石ノ森 章太郎
これは昨年末あたりに買ったものですが
ずっと書きたかったのですがこれについて
それ以外に書くことが多かったので…
今紹介します。
これは、すごいものです(笑)。
まず、これは以前アニメージュコミックスという
徳間書店から出ていたのが唯一のコミックスだったのですが
大学時代
あの先輩の部屋で見つけて
ものすごくほしかったのですが
当時手に入らなくって
いつ手に入れたのかは自分でも記憶がない…
でも古本ではなく新品で買いました
これがもう最高!石ノ森!って感じで
なんというか
原作を漫画化するのに
原作そのまんま載せちゃうという
小説の形のまま(笑)。
で、時間がある時か、描きたいときだけマンガになってる(笑)。
このバランスというか
「これでいいの!?」という感じが最高
しかもその ビジュアル的に
ぱっと見た眼のバランスがいい。
文字のかたまりと、マンガとのバランスがとてもかっこいい。
さすが石森だ!と当時思いました。
かっこいい。ほしい!!と
先輩にねだりたかったのですができませんでした。
自分で買った時も「おお!やっとこれが手に入ったか!」みたいな感じで
奇跡的に偶然手に入った感じでしたね…。
だから今普通に書店に並んでるのが感慨ひとしお
手にとっちゃいますよ(笑)。
でもこれは作画的にちょっと雑な部分があって…
感動的な?恐ろしい場面に出てくる骸骨の点描表現が拙くて
逆にギャグになっちゃってる(深刻なのに笑っちゃう)部分とか アー惜しいーと
とても残念だったのですが
そこだけ俺が描き直しちゃおうか!!みたいな(描かれたスタッフの方すみません)
だから自分で1冊持ってるのでこの文庫版は買わなくてよかったのですが つい(笑)。やっぱり。
そうしたらびっくり!
描き直されているのです!!!!!!!!!
その骸骨が!!
拙くなくなってる!!!笑えなくなってる!!!!!
それ以外にもかなりの箇所、描き直されてました。ええ!?なんで!?誰が!?何のために!!??
文庫版だけのために!?
そこからかなり想像がつかないというか
謎だったのですが
文庫版のためではなかったのですね
その前にこれは1回コミックスになってるんですね
それがあの「石ノ森一生分」の「石ノ森萬画大全集」です。60万円の、全冊セット予約者に「サイボーグ〇〇9 GOD’S WAR構想ノート」が付いてくるという。
その時点で描き加えられ、スタッフの手できちんとしたものにされたという。そういうことらしいです。
なるほどそういうのもありなのか!!!!
石ノ森先生のペンには手は加えられていませんが、スタッフが担当した作画はレベルアップしている…
こういうのはビックリですが、石ノ森的には「あり」だと思います。私は。
それだったらもっともっと新しくなってるものがあるかもしれない!!
ああ、もっと大きい「版」でこの新しい新幻魔大戦が読みたい(笑)!!!
などと思ってしまいました。
(さすがに「幻魔大戦」のほうはスタッフ作画加筆はなかったように思いますが)
そのほかの作品でも加筆があるコミックスは告知してほしいものです…個人的に。
でもスタッフの方も「あの骸骨はちょっと描き直したいなぁ」とか思われていたんですね(笑)。